iPhoneを使っている方で、月々の通信量が多すぎて困っている人はいませんか?
私は、iijmioという格安SIMを使っていて、月3GBのデータ量の上限にしているのですが、たまに通信量が多すぎて制限がかかってしまうことがありました。
今はギガ消費を抑える方法で3GBの上限を超えることなく使っているので、私が実践しているiPhoneの通信量を節約するための3つの設定を書いていきたいと思います。
1)iPhoneの通信量が多すぎる?通信量が多いアプリの自動更新を停止
iPhoneの通信量の中で知らないうちに一番通信量を消費する可能性があるのが、アプリの自動更新です。
iPhoneの通信量を節約するためには、この自動更新を止めてしまいましょう。
自動更新とは、他のデバイスでインストールされたアプリをiPhoneにもインストールする機能やアプリの更新データが配信された時の自動更新のことです。
他にも、大容量ゲームの更新がされる場合には、アップデータだけでも数百MBということは珍しくありません。そんな量の通信が自動的にされてしまっては通信量が多すぎて大変な量になってしまいます。
実際に私の場合はマリオカートの更新データにより通信量が跳ね上がってしまい、通信制限がかかってしまったことがあります。
- iPhoneの通信量節約のために、アプリの自動更新をオフにしておきましょう
モバイル通信を使った自動更新を停止する
iPhoneホーム画面の「設定」をタップします。→「App Store」の「自動ダウンロード」「App」をオフにします。
さらに、下段のモバイルデータ通信の自動ダウンロードをオフにします。
2)iPhoneの使用しなくなったアプリの自動削除機能をオフにする
ちなみに、iPhoneには使用しなくなったアプリを削除する機能が追加されています。
この機能によりアプリが消えてしまうと、うっかり再ダウンロードしてしまい、大きくギガ消費する可能性も出てくるので、早めに手を打っておきましょう。私も、マリオカートやドラクエの再ダウンロードでギガが死んでしまった経験があります。
使用頻度の低いアプリは勝手に消えてしまうので、再度アプリを使いたい時には再ダウンロードが必要になってしまいます。iPhoneの通信量節約にとっては危険ですので、注意が必要です。
-
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- iPhoneアプリの自動削除を停止して再ダウンロードによる通信量の節約をしましょう
3)iPhoneの多すぎる通信量を節約するためにWi-Fiアシストをオフにする
「Wi-Fiアシスト」は、Wi-Fi接続が不安定なときにモバイルデータ通信に自動で切り替える機能です。
標準でオンになっているため、気付かずに通信してしまっていたというケースが多くあります。
Wi-Fiアシスト機能は、「設定」→「モバイル通信」から「Wi-Fiアシスト」をオフ。
Wi-Fiの環境が悪い場所ではモバイルデータ通信へ自動的に切り替わってしまったりするので、「Wi-Fiアシスト」機能をオフにして不意にモバイルデータ通信をしてしまわないように注意しましょう。
4)iPhoneの通信量を節約するためにバックグラウンド更新をオフにする
iPhoneにはアプリ画面を表示した状態でなくても通信を行うものがあります。Googleマップなどのナビアプリは、サファリブラウザなどの他のアプリを開いた後にもう一度Googleマップを起動しても、最新の情報を表示させていますよね。
それは、Googleマップがバックグラウンドで常に通信をしているからなのです。標準の設定のままだと、バックグラウンドでアプリが動作してしまうため、通信量が多くなってしまいます。
余計な通信量を防ぐためにバックグランド通信もオフにしましょう。
設定方法は「設定」→「一般」の「Appのバックグラウンド更新」をタップ。とりあえず一括オフにしておいて、必要なアプリについてはオンにしておくのがいいでしょう。
5)ウェブサイトに表示される広告を表示しないように設定する
動画配信サイトなどが増えるにつれて、動画配信用の広告やウェブサイトの広告も多種多様になってきました。
iPhoneで動画を見る時やウェブサイトでの広告は画像が多く使われており、動画配信サービスの広告は特に画像の使用量が多いのですぐにデータ通信量を圧迫してしまいます。
海外の動画サイトなどは特に広告が多く、広告のせいでイライラしてしまいますよね。
また、動画の再生ボタンを押そうとしても広告が流れてきて再生ボタンの上に重なってしまい、再生ボタンは押せず広告をクリックしてしまうなんてこともあったりして、広告を消したくなるときもあります。
そこで、広告を消すための神アプリ「コンテンツブロッカー」を紹介したいと思います。
通信量の多い広告を消せる神アプリ「コンテンツブロッカー」
広告のせいでデータ通信量を多く消費してしまう悩みは「コンテンツブロッカー」という広告を消すアプリが解決してくれます。
「コンテンツブロッカー」で広告を消すことで、通信量節約にもなり、快適な動画閲覧時間を得られます。
コンテンツブロッカーのインストール
「280blocker : コンテンツブロッカー280」
このアプリをインストールすることでiPhoneでウェブサイトを見たときの広告が表示されなくなります。
それでは280blockerの設定方法をみていきましょう。
App Storeからアプリをインストールします。
上のリンクをクリックするとApp Storeに接続されますので、アプリをインストールしてください。
このアプリは有料ですが、動画サイト広告への効果は絶大なので、ぜひインストールをおすすめします。
iPhoneのSafariブラウザ設定を行う
インストールが完了したらSafariブラウザの設定を行います。
- iPhoneの設定を開いて、その中にあるSafariアイコンをタップ
- コンテンツブロッカーという項目があるのでタップします
- 許可するコンテンツブロッカーの中に、先ほどインストールした280blockerが表示されているので、横のボタンを右にスライドさせて、許可
これで、設定は完了しました。
実際に、動画サイトをSafariで開いてみてください。広告が表示されなくなっているはずです。
余談ですが、Safariの履歴を残さない方法も覚えておきましょう
念のため、Safariの履歴を残さない方法も書いておきます。
Safariでウェブサイトを見た履歴はかなりの期間残ってしまいます。
他の人が偶然にもあなたのSafariを開いたときには、履歴をみてしまうことも考えられるでしょう。
そんなときのために、Safariには履歴を残さないように設定しておきましょう。
Safariの閲覧履歴を残さない方法
- Safariブラウザを開きます。
- 画面の右下のボタンをタップし、プライベートボタンをタップ
これで、プライベートモードに変更されました。
プライベートモードでは検索履歴やウェブ閲覧履歴が残らないので、どんなウェブサイトを見ていても履歴が残る心配がありません。
ちなみに、280blockerは一度購入すれば同じアカウントで利用するiPadでも使うことができます。
以上で、動画サイトやウェブサイトの広告を消す方法の説明を終わります。
結構簡単にできるので、参考にしてみてください。コンテンツブロッカーはいろいろな種類があるので、ほかのアプリを試してみても面白いかもしれません。
コンテンツブロッカーで広告を表示しないことで通信量を節約し、快適な動画視聴ウェブブラウジングをしましょう。
iPhoneアプリの広告も非表示にできます
子どもに人気のプッシュポップのアプリがiPhoneでもたくさんリリースされていますが、中でも人気のプッシュポップバブルのアプリは広告が多くてかなりイライラしてしまいます。
無料アプリなので仕方がないのですが、子どもが遊ぶのに広告を間違ってクリックしてしまい、「最初の画面に戻してー」と言われ、落ち着いて遊ばせることが出来ません。
プッシュポップバブルとは?
プッシュポップバブルは、韓国で流行っているおもちゃです。
シリコンでできたおもちゃで、いわゆるプチプチ(エアーパッキン)のような感覚を得られることで人気が高まっています。
そのプッシュポップがゲームとなったアプリがプッシュポップバブルです。
プッシュポップバブルのアプリは広告が多い?広告は消せるの?
プッシュポップバブルのiPhoneアプリをダウンロードしてみましたが、遊ぶたびに広告が表示されてしまい、子どもが落ち着いて遊べません。
ゲームが終わるごとに広告が表示される・・
プッシュポップバブルではゲームが終わるごとに広告が表示されます。
ゲームに集中したいのに、広告が表示されてしまうと集中力を削がれますよね。
さらには、広告は動画広告が表示されたりすることも多く広告を見終わるまで待たされる場合もあります。
プッシュポップバブルの広告を消す方法は無いのでしょうか?
プッシュポップバブルの広告を消す方法
プッシュポップバブルの広告を消す方法は2種類あります。
機内モードを使う方法と、広告ブロックアプリを使う方法です。
機内モードで広告を消す
プッシュポップバブルを起動した後に、機内モードをONにすることで広告の表示を消すことが出来ます。
ただ、アプリは起動時に通信を行なっていることが多いので、アプリ起動後に機内モードをONにする必要があります。
通信が遮断されている状態でプッシュポップバブルを起動しようとしても、起動できない可能性があります。
AdGuard Proで広告を消す
AdGuard Proはブラウザによるウェブサイト閲覧時の広告だけでなく、プッシュポップバブルなどのiPhoneアプリの広告を消すことが出来ます。
有料アプリにはなりますが、機内モードのようにON・OFFの切り替えの手間がないのでストレス無くプッシュポップバブルを遊ぶことが出来ます。
1)AdGuard proのインストール
上のリンクをクリックして、iPhoneにアプリをインストールします。
2)AdGuard proの設定
- 設定→DNS通信を保護
- DNSフィルタリング→DNSフィルタ
- 「https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag_xxxxxx.txt」をDNSフィルタに追加する
まとめ
iPhoneの通信量を節約するための主な方法は5種類の設定です。
Wi-Fiアシストやバックグラウンド通信など、使用していても意識しないところで通信量が大きくなってしまうことがあります。
今は格安SIMでの少ないギガ上限での運用が当たり前の時代なので、iPhoneの通信量を節約することを心がける必要があります。
特に、知らないうちに多くの通信量を消費するアプリの自動更新をオフにする設定は必須です。
- アプリの自動更新をオフにする
- iPhoneの使用しなくなったアプリの自動削除機能をオフに
- Wi-Fiアシストをオフにする
- バックグラウンド通信をオフにする
- 280blockerで広告を消せる
- 広告を消すことで無駄な画像の読み込みが減り通信量が減る
- Safariブラウザ使用時しか効果はない
- 念のためブラウザの履歴も削除しておきましょう
最後までお読みいただきありがとうございました。