先日、子ども達がヘルパンギーナにかかってしまいました。
ヘルパンギーナは、高熱と口内炎が主な症状で、保育園などで流行ることが多く、育児を経験した人は1度は耳にする病気です。
子ども達の看病をしていた私は何の症状もなく、健康です。ヘルパンギーナは子どもだけの病気なのでしょうか?
それとも大人も感染するのでしょうか?調べてみました。
ヘルパンギーナの症状と潜伏期間
ヘルパンギーナの症状は、発熱・口内炎が主なものです。
発熱は子どもの場合は40度以上出ることも多く発熱期間も長いため、かなり体に負担がかかる病気です。
さらに一番辛いのは口内炎です。口内炎そのものというよりも口内炎の痛みにより食事が喉を通らなくなるため、栄養を取ることができなくなってしまいます。
食事が出来ないと抵抗力も落ちるため、回復までに相当の時間がかかってしまいます。
なお、感染後の潜伏期間は2〜4日といわれています。
ヘルパンギーナの症状
- 高熱が40度以上出る可能性がある
- 口内炎がたくさんできる
- 感染後の潜伏期間は2〜4日
- 口内炎の痛みにより食事が困難になる
ヘルパンギーナは大人にも感染するの?
ヘルパンギーナは大人も感染するのでしょうか?調べてみました。
患者の9割は子ども
国立感染症研究所の報告では、ヘルパンギーナにかかった患者のおよそ90%を5歳以下の子供が占めています。大人の感染割合は非常に低いみたいです。
免疫力が低下している大人が感染する場合も・・・
しかし、免疫力が低下している場合には大人が感染する場合もあります。
大人がかかると重症化する可能性が高いといわれています。脳炎や髄膜炎を引き起こす可能性もあるそうです。
特に高齢の方は高熱に対する耐性が無いので気をつけましょう。
ちなみに、ヘルパンギーナの流行時期は10月頃まで
ヘルパンギーナは、夏に流行する感染症です。
7月にピークを迎えます。9、10月になると流行はほぼ終息します。
ヘルパンギーナは子どもだけでなく大人も感染する!
ヘルパンギーナに感染するのは子どもだけでなく大人も感染することがわかりました。免疫力が低下している場合に感染リスクが高まるので、十分な睡眠と栄養が大切ですね。
ヘルパンギーナに感染、どんな食事なら可能?
ヘルパンギーナに感染した場合、お茶を飲んでも水を飲んでも口腔内への痛みが発生します。
ですので、あまり刺激のない食べ物が有効です。
例えば、ゼリー(柑橘系でない)・豆腐・りんごジュース・温かいそうめんなどが喉を通りやすいと思います。
大人も感染するヘルパンギーナを治す方法は?
ヘルパンギーナは細菌性のウイルスでは無いので、抗生物質は効果が無く、特効薬やワクチンがありません。対症療法で回復を待つしかありません。
栄養のある食事と十分な睡眠を取りましょう。
まとめ
- ヘルパンギーナは免疫力が低下している場合には大人が感染する場合もある
- 大人の場合、重症化の可能性が高い
- ワクチンなどはなく、対症療法のみで回復を待つしかない
- 食べ物はゼリーなどの刺激の少ないものが有効
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。