介護に挑戦するなら、挑む前に必ずやっておくべきことがいくつかあります。
この記事では、介護にこれから挑もうとする方にとっていいアドバイスとなるような項目を紹介させていただきます。
こんな方におすすめ
- こ身内の介護に初めて取り組もうとされている方
- 介護によって仕事を辞めざるを得ないような状況になりたくない方
限度額適用認定証の発行
この「限度額適用認定証」は医療費について自己負担額を超える分の支払いをしなくていいようにする書類です。
発行にはあまり手間はかからないので、すぐにでも取得しておきましょう。あとから還付手続きを行うのはかなり大変ですよ。
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配食サービスの手続き
配食サービスとは、社会福祉協議会が行なっているサービスで、毎日の晩ごはんと朝ごはんを届けてくれます。
自分でご飯の準備をするのはとても大変です。高齢者は食事をしたかどうかの確認がしづらい(認知症の症状がある場合には食事をしたことを忘れている)ので配食サービスで定期的に食事を届けてもらい、決まった時間に食事してもらうことが一番良い方法です。
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近所の友達関係の連絡先を把握しておく
度々、問題が起きたのですが、デイサービスのお迎えの時に祖母がいなくなったことが発覚し、私の元に電話連絡がありました。結局近所の友達のところに遊びにいっていたのですが、祖母の友人関係や連絡先を知らなかったのでかなり探し回ることになりました。
事前に、介護をする人の友人関係や連絡先を把握しておいて、行方不明になった時にはすぐに連絡が取れるような体制をとっておくことが大切です。
家に手すりを設置しておく
介護保険を利用することで、年間20万円まで福祉用具や設備の設置が可能になります。
意外と知らない人もいるのですが、家の中のお風呂場やトイレなど転びやすい場所に手すりを設置することで、転倒の危険を少なくできます。
担当のケアマネージャーさんに相談すれば、設備会社を紹介してくれるので介護保険の範囲でできる限りの備えをしておきましょう。
まとめ
介護を始める時にやるべきことをまとめてみました。是非参考にしてください。
- 限度額適用認定証の発行
- 配食サービスの手続き
- 近所の友人関係の把握
- 家の中に手すりを設置しておく