大人になると、様々な法事などに出席する場面が増えてきます。
調べてみました。
三回忌が二年後に行われる理由
三回忌というからには、三年後と思ってしまいますが、二年後に行う行事なんです。三回忌というと三年後と思い込んでしまいそうですが、それは誤りです。
周忌と回忌は違うの?それぞれの意味
人の死後、毎年めぐってくる命日のことを年忌といいます。
年忌の表現方法として、一周忌や三回忌というものがあります。
まずは、一周忌と、三回忌の「周忌」「回忌」という言い方に注目してみましょう。
三回忌の「回忌」の意味は?
仏教の浄土真宗における考え方では、亡くなったその日が一回忌となります。
回忌とは、年忌を迎えるのが何回目なのかという数え方に基づいてるので、亡くなった日が一回忌、その一年後が二回忌、二年後は三回忌となるのです。
ですので、三回忌というと亡くなってから二年目の年忌ということになるのです。
ポイント
亡くなった日が1回忌と数える
ちなみに三回忌のあとは
ちなみに、三回忌からは亡くなった年も含めて数え、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌となります。
ちなみに三回忌の時のご仏前の香典袋はどう書けばいいの?
香典袋の書き方も「御仏前」と書きます。
御仏膳の下に、自分の名前を記入。
ちなみに、御霊前と書くのは「49日より前の場合」です。
中袋の金額は、旧字体で記入します。
5000円の場合は金伍仟円、10000万円の場合は金壱萬円という感じです。
周忌とは?
一方で、周忌とは亡くなってから何年経過したかを基準にしています。
ですから、亡くなって一年経過したら一周忌と言うのです。
もし、言うとすれば亡くなってから二年目は二周忌という言い方になるでしょう。
三回忌が二年後に行われる理由は「数え方の違い」
三回忌が二年後に行われる理由のは、年数の数え方の違いによるものでした。
回忌とは、亡くなった日を一回忌と数えるので、三回忌は二年後になるのですね。
一方で、周忌とは亡くなってから何年経過したかを基準にしています。ですから、亡くなって一年経過した一周忌と三回忌では数え方に違いが出ます。
ポイント
- 回忌とは、亡くなった日を一回忌と数える
- 周忌とは亡くなってから何年経過したかを基準にしている
まとめ
- 三回忌が二年後に行われる理由は、三回忌というのは、亡くなった日を一回目として基準に三回目の年忌という意味
- 亡くなってから三年目という意味ではないので、二年後に行われます
最後までお読みいただきありがとうございました